新潟県「出発」

朝、ボケーっと起きる。
家の回りで一足走行、閑散とした商店街を回ってギアチェンジ、指示器のタイミングを練習。
運転計画では4時間半程度。
インターチェンジ近くのガソリンスタンドで最初の給油を済ませる。
ここで友人と分かれて、そのまま昼飯抜きで上信越自動車道に突入した。


車が少ないので、単車の性能というか癖みたいな奴をさわりさわり確かめる。
4000から5000回転キープで走る。ビビりながらの60キロ走行も、気が付かないうちに80キロ走行にアップ。ただ、250ccと涙腺の性能から80キロ走行が限界やった。
そもそもジェットで高速はダメだ。さらに花粉を貰ったらしく、季節外れの花粉になる。
上信越自動車道、長野自動車道、中央自動車道をひたすら南下&東に進む。
移動中は車と違ってラジオも無いから、鼻歌で一人ラジオ局を開設しながらの旅。
ただ、鼻歌は昔を思い出すような曲ではなくRadwimpsAsian Kung-Fu Generationなど最近聴き始めたものばかり。

背後から天気が怪しくなり、思ったより進んでいなかったり、週末の上り渋滞に巻き込まれたり、7時間ぐらいかかったりして一通りのことをしながら帰って来た。
今住んでいる街が小さく見えたりはしなかったが、自分の反抗期は今だ衰えを知らないでいたことはハッキリした。それをゲバラは25で始めて、俺は26だった。