LCDパネル・コンピュータ開発セット

電車移動の暇つぶしにインターフェース8月号を読んでいたら、ARMマイコンボードのアットマークテクノから、Armadilloシリーズの新しい開発セットが販売される。このニュースはアットマークテクノのサイトには一切載っていないので、ややビックリした。
その内容は、Armadillo-500+ベースボードに新しく5.7インチLCD(タッチパネル付き)が付くセット。
今秋の発売予定で、価格は12万円程度だという。
これによって、ホビーユースであっても巷の既製品に近いハードウェアを個人でも入手できるようになる。
(参考)WikipediaARMアーキテクチャ


前モデルのArmadillo-9やArmadillo-300は元々サーバー用途のワンボードコンピュータの色合いが濃く、それこそ目的が限られ敷居の高い製品だった。
LCDとタッチパネルを付けてきたということは、モバイル機器の自作というコンセプトで売り出していると感じる。
つまり、使い慣れないOSやソフトがプリインストールされ、限定された機能しか使えず、通信以外の余計なサービス料を支払う。そんな不満だらけの現状から、やっと解放される可能性を見た。


問題は、Atom搭載のEeePCが59800円で、コイツがなかなか涙腺をノックすること。