「左利き」は天才?
最近、本を読む機会を増やすようにして、寄った本屋で見かけた。読んでみるとかなり面白い本だった。
なぜ利き手は決まるのか、なぜ左利きは少ないのか。左利きの原因を脳や遺伝、文化的背景など、あらゆる要素で追求するという感じ。
自分の左利きを客観視する良い機会だったと思う。
確かに、左利きとは自分にとって大事なアイデンティティの一つで、その分、左利きに対する俗説には敏感だ。
ありがちなのが、歴史上の人物から左利きを見つけ出すというアレ。左利きを探して何になるのか。歴史上の人物から右利きの人を探すといい。
血液型性格診断よりも左利きの性格診断は根拠が無くひどいものだと思う。
「サウスポーは云々」という勝手な期待。野球嫌いを決定つけた。
机付き椅子。右利き社会における差別の権化だ。
本を読んでハッとしたのが、左利きでもミットは左につけてる右投げタイプは比較的多いことらしい。
けど、自分がミットを左につけるのを選んだのは、自分のエラーを回避するためにミットを左に持っただけで、投げるのはやっぱり左。そんなことしてたら、トロイのでもちろん戦力にならんのよ。
- 作者: デイヴィッドウォルマン,David Wolman,梶山あゆみ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
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