ウェストサイド物語

地味だし、点数による定量化もないので、話のネタにもなりにくいが、地道に通っているインドア・クライミング
ひ弱な身体に鞭打つように、30kgのにぎにぎ鍛錬も続けている。
始めたばかりのころは、握力が無くなって登ってられないとか、指の筋肉痛で涙が頬を伝う日々だった。
最近じゃ、気が付くと2時間ぐらいはこなせるまでに対応できる成長ぶり。
(ジムの利用時間に制限は無い。)


何となく分かりだした頃の悪い癖の出始めでもある。
tsuruと「手が届かねえ」「やっと掴んでも持たない」「筋肉が足りんねや」「今日はこの位にしといたるわ」とブーブーやっていると、下品で無様なやり方を見兼ねた経験者にレクチャーを受けた。
ちなみにこの手のジムの面々というのは老紳士のコンシェルジュに「お客様、こちらに重力をお忘れでございます。」と言われんばかりのプレイヤー達だ。


そんなゴリゴリのマッチョではないが、逆三角形ボディー。
「腕力に頼るんじゃなくて、足の動かし方で楽な動きができる。」
「筋力に頼るのはもっとトリッキーな時だ。」
「ワックス付ける、ワックス取る。」

で、腕力に頼らない動きというのが、ウェストサイド物語のあの動き。
基本動作だけど、やるとなると難しい。