伏見

伏見稲荷明治天皇陵(伏見城跡)に行く。tsuruとそのご子息と一緒に。
前回の彦根城が現存する天守と人気で良すぎたのだろう。
ちいさい子供に見せるには、伏見稲荷は山登りだし、明治天皇陵は何も無いし、難しかった。


伏見稲荷では、大祭の季節らしく観光というチャラい気持ちで来ている我々とはちょっと違う雰囲気があった。
道をご子息に任せて歩いていると千本鳥居が無い山道に入った。
ご子息は時折「むーー、ぷんぷんしますねぇ。ぷんぷんするねぇ。」と言うのだが、これは土の匂いだと教える。
山道でおっさん、ご子息とも疲れてしまい千本鳥居の序の口で帰路につくことにした。
せっかくなので、きつねうどんと稲荷寿司を食べる。
本物の巫女さんによる奉納の舞なんか、実際に見たこと無かった。
鈴のシャンシャン鳴る音、押井守が好きな外国人なんかに見せると良いなと思った。


本命のつもりだったのが、城は無いということで伏見稲荷によったのだけど、伏見城跡はその痕跡も怪しく、
現在では完全に明治天皇陵としての場所のようで城らしきものはなかった。。
感動したのは、大阪城でみたように伏見城跡にも残念石らしきものが置いてあった。
「残念石や!」と声を出して驚いたのだが、tsuruは?な顔をしていた。
「残念石ってのは〜」と知ってる人みたいに説明した。

nから「地元の獅子舞は重労働なんです。」という話を聞いていたが、三人掛かりで頭を担いでエイサホイサと
飛び跳ねている獅子舞を見ることができた。中の人が確かにつらそうだった。