私が仕事を辞める

というのは、多分誤解に近い。
一日、三日、一週間、三週間、一ヶ月、三ヶ月、半年、一年、三年。
我慢すると決めた。区切りの最期の年だ。
忙しいのは割増中だが、振り返ると、今までのことが嘘みたいに分かる。ただ期末ごとに追い詰める癖が悪い。


おっさんが書いたなぜ三年で辞めるのかと若者動向の本が流行り、私もその本を読んだ口だ。
しかし、あれだけ仕事に就くのが難しい世代だったのに、今は転職したがり世代みたいな扱いなんだな。


素人考えだが、先に自己責任とか転職ブームを作っておけば、若いヤツをキャリアアップ的な建て前で出向・転籍、まんま解雇だとしても、それが時代の流れやし転職のチャンスがあると思わせられる。
就職氷河期と言われた社会の大きな都合の次にきたこれもまた大きな都合なんかなって。
ストリートの下手な歌と巷の転職話とおっさんの悪態と派遣のやる気のなさと新人の舌打ちを聞く帰り道。